2020年度後期 法政アクティブリサーチ 畠山クラス 活動報告⑤

 5班は石川県金沢市の体験型観光に着目し、「体験型観光の魅力をどう活かすか」をテーマに現地での体験とオンラインでの体験を比較し調査を行いました。


株式会社こはく

日時:2021年2月7日(日)オンラインでのヒアリング

         2021年3月12日(金)現地でお話

オンラインのヒアリングでは、新型コロナウイルスの影響を受けて始めた事業「イチバのハコ(近江町市場の食材が詰められた箱)」についての話を伺い、他にもオンラインの魅力や可能性について伺うことができました。現地では「イチバのハコ」以外の事業についてもお話を聞くことができました。

また、「イチバのハコ」を実際に利用し、現地に行った際には中身の食材が売られている近江町市場に足を運びました。



かなざわカタニ

日時:2021年1月12日(火)オンライン金箔貼り体験

   2021年3月12日(金)現地で金箔貼り体験

   2021年3月24日(水)オンラインでのヒアリング

陶庵

日時:2021年3月12日(金)現地で陶芸体験

   2021年4月17日(土)オンライン陶芸体験・ヒアリング

両者ともオンラインと現地の体験を比較し、新たに出てきた疑問点と新型コロナウイルス関連を中心にオンラインでのヒアリングを行いました。

現地体験のメリットとしては「プロがそばにいる安心感、現地の空気や文化を直接感じられる」が挙げられ、デメリットとしては「お金と時間に余裕があり、健康でないと現地に行けない」ことなどが挙げられました。

オンライン体験のメリットは「交通費や移動時間がかからない、離れた場所にいる人とできる」が挙げられ、デメリットとしては「早めの事前予約、画面越しであるため伝わっているか分からない不安感、安定した通信環境」などが挙げられました。


今回の調査を通してオンライン体験の魅力や可能性だけではなく、体験型観光の需要や価格設定、伝統工芸文化の伝承などの新たな着眼点を発見ですることができました。今後はこれらを基に報告書の作成に取り組んでいきます。




2020年度後期 法政アクティブリサーチ 畠山クラス 活動報告④

 4班は金沢市の観光と町並み保存に着目し、テーマを「金沢市の町並み保存における行政の意識とith、afterコロナにおける観光の作り方」に設定し、ヒアリング調査を実施しました。


日時:4月27日(火)13時半頃より

株式会社箔一様

場所:龍谷大学(緊急事態宣言の影響により、現地調査からオンラインに急遽変更)

内容:民間企業として観光に携わる方々として


書面回答

金沢市観光協会まいどさん様

一般社団法人金沢市観光協会様

内容:金沢の観光について

金沢市役所 各ご担当者様

内容:行政から見た観光について


4班の調査は緊急事態宣言の影響もあり、他班とは違いオンラインのみでのイレギュラーなものになりました。しかし、どの調査先も真摯にご対応していただいたおかげで、多くの情報を得ることができました。

今回の調査で、民間と行政の2つの視点を知ることができたため、これを基に町並み保存・条例・地域住民・観光がいかにして共存していくかを新型コロナウイルスの現状と今後も含めて探っていきます。