長崎市役所・世界遺産ヒアリング
日時:2019年3月4日
場所: 長崎市役所 企画財政部世界遺産推進室応接: 田中洋一氏(長崎市企画財政部 政策監)
友永さや香氏( 同 世界遺産推進室)
宮本昌明氏(長崎市文化観光部 文化財係長)
ヒアリング調査隊(世界遺産班)
市川弓束 江端碧里 髙松新菜 村上章 守田梨紗〔法学部2回生(調査当時)〕
内容:
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録の向けた取り組みのプロセスや登録により生じる課題、世界遺産として登録に対するの考え方の多様性の問題、文化財の保存と活用の双方の観点を持って政策を進めていくことの大切さなどについて、下記の項目に沿って踏み込んだお話をお聞きすることができた。とくに、世界遺産登録のみならず、様々な文化財の活用を通した地域の活性化に向けた市の情熱的な姿勢から多くを学ぶことができた。
(質問項目一覧)
1 長崎市の政策について
(1)世界遺産登録に向けた取り組みについて
(2)長崎市の今後の課題について
(3)文化財保護法の一部改正の影響について
2 長崎を中心とした世界文化遺産について
(1)長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連世界遺産(潜伏キリシタン)について
1) 世界遺産登録までの苦労について
2) 長崎県と文化庁調整について
3) 重要文化的景観の保存と活用について
4) 後継者不足について
(2) 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業の構成遺産 端島炭鉱(軍艦島)について
1) 軍艦島内の文化財の価値と保全の重要性について
3 将来の展望について
(1) 長崎市おける文化財の今後の在り方について