2017年度法政AR 第9回、第10回の記録



  
法政アクティブリサーチ 第9回・第10回講義


日時:20171129日(水) 3限~4限(1315分~1630分)
場所:龍谷大学 和顔館B208
担当者:牛尾洋也、今川嘉文、石塚武志、濱中新吾
外部講師:林美穂(人事院)


▼本講義構成

 ①GP活動報告、学外調査活動に向けたレクチャー


 ②林外部講師による講義「Sense of why ~なぜそれを学ぶのか~」


▼本講義内容

Ⅰ 3限(1315分~1445分)

1.GPの活動報告

  ①市民主導の景観まちづくりに関するAL(法学部4回生、佐々知紗理

  ②東近江市におけるフットパス作成活動(法学部3回生、野間元綺



2.「学外調査研究活動の向けた質問状作成とアポイントの取り方」牛尾先生

①アポイントメントの取り方

・まずは対人関係(=電話)を築く→その後メールでやり取りを重ねる

・電話でのアポイントメントの取り方 ※獲得目標を予め設定することが重要

・メールでの文面例

②質問状作成の方法

③事前学習、事前調査

・何を学びたいのか、その理由は何か

・学習、資料作成

④調査の具体的目的と具体的調査対象の決定

・質問者の問題意識が不明確だと回答が困難

⑤質問状送付、ヒアリング実施、調査訪問後

※ヒアリングのポイントは、事前準備をしっかりして相手方を本気にさせること




3.「アクティブリサーチのすすめ」濱中先生

・アクティブリサーチをすることは、自分自身の成長にも繋がる

・興味関心のあることをさらに追及する楽しさがある



4.「法政アクティブリサーチの取材活動に際して」今川先生

・取材先へのファーストアプローチ 視覚情報は判断要素の55%~メラビアンの法則~

・事前調査の重要性

・アポイントの取り方 ※取材先のメリット、誘因

・取材先との面談 取材における態度

・取材の内容

・取材後の対応

・調査報告書の作成 具体的内容、問題点の所在

・成果の報告 地頭を鍛える、努力を維持できる、要領が良くなる



5.「個人情報の取り扱い」石塚先生

・個人情報=個人を識別できる情報 と プライバシー情報

・団体情報



Ⅱ 4限(1500分~1630分)

「Sense of why ~なぜそれを学ぶのか~」林講師

1.自己紹介、人事院の組織紹介

・講義目的:「何故?」を大切にすること、自分の考えを持つこと、相手にわかりやすく伝えること



2.義務教育のあり方 学校の勉強は必要?

・必要:生活する最低限、生活態度、ルール、マナー、簡単、情報処理の仕方、満点へのアプローチ、好き嫌い得意苦手全てに触れることができる、教養知識、一般常識、努力、思考力向上、幅広い分野の学習、学ぶことのプロセス、識字率向上、集団生活、

・不要:強制されることの負荷、結果主義、将来に役立つか否か、能力の差、集団で学ぶことの効率の悪さ、

※人に伝えようとして発表していたか?伝え方や話し方(具体例を出すと伝えやすいetc



3.あなたはなぜ働くのですか?

・生活のため、お金の為←きっかけ?

・人とのかかわりを求めるため、人とのつながりを得るため

・暇つぶし

・好きなことをしてお金を得られれば

・文明の維持(例:建設業)

※オーディエンスを巻き込んだ発表、答えをオーディエンスに言わせる

4.あなたは仕事を選ぶうえで何を重要視しますか?

・定時、給料、休暇、責任感の有無、やりがい、転勤、ストレスのたまらない、人間関係、アイデンティティ、女性に受けがいいか、スキルアップ、



5.モチベーションカードの記入



6.社会人の立場から思う「大学生は就活の時コレを重視しろ!」と思うポイント

①職場の雰囲気、人(ひと)



7.最後に

・大学の外に行って学んでほしい!

・大学の授業を大事にしてほしい!

・面接で重要なのは、謙虚さ。第一印象。マナー。人間性。挨拶。身だしなみ。

・当たり前のことを当たり前にできる人


▼講義写真